新明解とショッカー

 新明解国語辞典という面白い辞典がある。
やたら詳しく、ウィットに富んだ語彙解釈が魅力。
版を重ねるごとに解釈が微妙に変化しており、そこらへんも魅力。
詳しくはhttp://www.geocities.co.jp/Bookend-Soseki/3578/

 上のサイト上から飛べるリンクにこんなページがあった。
http://www5.plala.or.jp/makuwa/HOME/Thesis/Sekai.htm
 仮面ライダーのショッカーについてのページなんだけど、「企業にしては肩書きが大佐とか将軍とか博士とかおかしなものが多い」と書いている。確かに企業でそんな肩書きを社員につけてるところはないんだけれど、逆にそういうへんな肩書きをつけてる会社があっても面白いなぁ、と思う。「山本大佐にアポを入れてといて」とか「中村博士の企画は奇抜だ」なんて会話が飛び交ってる社内は、なかなか飽きがこないと思う。営業の人が「関東第一営業所システム怪人 八田一郎」とかだったら、とりあえずウケは取れる気がするんだけれど。(受注できるかは分からない。)

 ちなみに、秘密結社は企業の一種なわけではない。そもとも『結社』とは広辞苑によると「何人かの人が特定の目的達成のため継続的な結合関係を結ぶこと。また、その団体。」とされている。つまり、町内会でもイベントの実行委員会でも、何らかの目的を持って集まっていればそれは結社であって企業体である必要は無い。(ちなみに『企業』は「生産・営利の目的で、生産要素を総合し、継続的に事業を経営すること。また、その経営の主体。」。)